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オンたまと”自立”

「オンたまがお客さんを集めてくれなかった」 「オンたまのイベントだから、自分たちで集客する必要はないと思っていた」

オンたまのパートナー事業者(プログラム主催者)の一部の方から、言われた言葉だ。
これは、とてもショックだった。
何がショックだったかというと、依存する関係を生み出してしまったことが。

この方々を責めているのではない。そういう依存関係を生み出してしまったという事実がショックだったのだ。これでは、「熱海市(役所)がちゃんと誘客をしてくれないから、ウチの店に人が来ない」と言っている状況と変わらないではないか。

そうではなく、一人一人が自立して、さらに自分のいるコミュニティに対して何が貢献できるか、を考えながら行動していく。そんな人々、そんなコミュニケーションを生み出していきたいのだ。
いままでやってきた、Atami-navi、里庭などもそういう場になっている。オンたまというコミュニティもそういう場にしていきたいのだ。一人ひとりが変わらなくては、地域は変わらない。自立と貢献に支えられた人やコミュニティがたくさん生まれることが熱海が変わっていくために必要な道だと思っている。


しかし、結果、冒頭の言葉を生み出してしまっていた。何が問題だったか。それは、そんな風に依存する関係を生み出してしまった”私たち”のやり方の何がマズかったのだ。と気付いた。



オンたまというものが実行委員会や事務局のもの、であり、(パートナーである)自分たちのものではない、という意識を生み出すような、体制、意思決定、コミュニケーションの仕方をしてきてしまったのだ。だから私(たち)はやり方を変えることにした。


そして、昨日、2009秋オンたまの最終の実行委員会を開いた。
今回は今までの実行委員の方々に加えて、パートナー事業者(プログラム主催者)の方々にも参加していただいた。

2009秋オンたまの総括とともに、オンたまが目指していることなどを伝え、話し合った。
最も伝えたかったのは、”自立”ということであり、そのためにこれから、やり方を変えていきたいということだった。


「市来さん、今まで市来さんにおんぶにだっこだったことに気付いた。おれは今まで本気じゃなかった。本気でいいものをつくろうと思ってつくりあげたら、もっと人に伝えようとするはず。いままでの自分が恥ずかしい」
ある方が、立ち上がって、机をたたきながら、ストレートに想いをぶつけてくださった。

「私たちができることは何でもする。もっと私を頼ってください。」
「新しい熱海をつくっていこう、このオンたまにはとても魅力に感じている。プログラムを主催する側としても、協賛金を払ってでも参加したいと思っている。」
他にも、これからのオンたまをつくり上げていくために、こうしたらいい、私ならこうできる、という提案を次々といただいた。

私たちのビジョンと行動に共感し、一緒に行動してくれる方が着実に増えていっている。
改めて、そう実感した瞬間だった。


後記:
それにしても、振り返ってみて、一新塾で学んだことの大きさを実感する。
社会を変えていこう、人の行動を変えていくためには、まず自分が変わらなければならない。自分だけ安全なところにいて、自分から変わろうとしなければ、人の行動など変えることができない。
そういったことを肌で学んだ。

これってなかなかできない。何かを変えようと思った時にどうしても相手を批判、非難してしまったりする。けれど、変わらなければいけないのは自分自身だ。ビジョンを持って、自分自身が変わると、想いの連鎖が起きるのだ。



 

at 10:40, 市来 広一郎, オンたま

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ロドリゲスインテリーン, 2009/12/27 9:16 PM

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