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熱海での仕事づくり〜熱海市創業支援事業が始まります〜

創業支援(スタートアップ支援)というものを、これまでに受けてきました。
一新塾の社会起業コース、ETIC.のソーシャル・ベンチャー・スタートアップ・マーケットや、ETIC.のSUSANOO、そして、エリアイノベーターズ養成ブートキャンプなどなど(なんだか難しい名前ばかりですね)・・・こうした場がなければいまの僕、そして僕らの事業はない、と言えるほど、密度の濃いものばかりでした。

けれど、こうした場をつうじて僕が感じてきたこと。それは、結局はそういったプログラムがあるなしにかかわらず、やる人はやる(やらない人はやらない)ということ。でも、こういうプログラムがあることで、より市場に対して、社会に対して、より効果的で意味のあることを短期間でできるようになることができる、ということです。

いよいよ熱海市の創業支援事業がスタートします。僕もその連絡会の一員という立場で関わっています。(特に事業を受託したりはしてません)

明日、創業支援事業キックオフセミナーが行われますが、ぜひこの場で「学べてよかった」「行政はもっとこうしたらいい」という態度ではなく、「自分はここで創業するために何をすべきか」あるいは「自分はこれから何をしていけばよいのか?」「この事業に自分だったら何ができるのか?どう貢献できるのか?」という視点で参加する人が一人でも多く生まれる場となったらいいなと思っています。

これまで僕らが熱海で出会ってきた何人かの方々の中にはフリーランスとして独立したり、会社を起業したりした方もいます。リノベーションスクールからも新たな事業が誕生しました。そしてこの数年で熱海ともともとはあまり縁がなくても熱海でお店を始める方も増えてきました。この事業がこの小さな動きを大きな流れとしていくための後押しとなっていったら。

これから始まることは、試行錯誤しながらになると思いますが、地域にとって価値のある産業を起こすことにつなげていくかどうかが勝負です。具体的には・・・
・単に創業があること(会社が生まれること)ではなく、3年、5年、10年と継続する事業を生み出すこと
・個別支援を行うことだけでなく、事業が次々と生まれる生態系を生み出すこと。つまり、事業が起こしやすい環境、継続できる環境ができること
・生まれた事業が地域の資源を狩るものではなく、地域を耕すものになること(=地域課題の解決につながること)

そしてそのためには、この事業が単なる行政だけの施策で終わらせてはいけないと思っています。僕には、これまで僕自身が創業して事業を行ってきた経験、創業支援を受けてきた経験、また、まちづくりという分野で実践してきた経験、そして、それらにより培ってきたネットワークがあります。これらを活かして、この創業支援事業がよりよいプログラムとなるよう力を尽くしていきたいと思います。

大切なことは、自分たちの暮らしは自分たちでつくる、自分たちのまちは自分たちでつくる、そして「自分たちの仕事も自分たちでつくる」こと。

なにも、自分が起業しなくても、自分の持っているものを少しずつ与えるだけでもいい。
行政、民間企業、NPO、大学等の垣根を超えて、でもそれぞれの持っているものを持ち寄り、新たな仕事がこの街に生まれ育つための取組みに参加してほしいなと思っています。

創業する人も創業を応援する人も
「自分に対して何をしてくれるのか」ではなく、
「自分は自分たちのまちを面白くするために、自分たちの暮らしがちょっとでも豊かになるために自分に何ができるのか」

そんな姿勢で関わる人が増えたらきっとこの事業は面白くなる!と。

僕は今後のこの事業の展開を、とても楽しみにしています。おそらく、他のどこにもないようなものが生まれると、期待しています。そしてそのために力を尽くしたいと思います。

明日のセミナーは、まず「事業が次々と生まれ育つ環境をつくるために私たちに何ができるのか?」ということを地域の人たちが考える、という意味付けのセミナーでもあります。

詳しいプログラムはまだ発表されていないと思いますので(というかまだ検討中なところも多々あり)、少しお待ちを。今後を楽しみにしていてください。

MARUYA


at 10:30, 市来 広一郎, ニュース・お知らせ

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